ABOUT
PROFILE
真鍋淳朗 / Junro Manabe
1954年 | 京都府生まれ |
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1979年 | 金沢美術工芸大学卒業 |
1982年 | 東京藝術大学大学院修士課程修了 イタリア政府給費留学生として渡伊 |
現在 | 金沢美術工芸大学名誉教授 認定NPO法人金沢アートグミ理事長 |
STATEMENT
これまで一貫して「境界域」をテーマに、陰陽・生死・明暗などの対立する二極を包括し超越する「場」を創作する活動を行ってきました。
このコンセプトを基に、絵画では天空から俯瞰した地球のイメージを二次元化して、幾何学的な構図の中に有機的な森羅万象のエネルギーが循環する様(さま)を表現しています。インスタレーションでは、絵画のコンセプトを三次元化し、さらに「場」の特性を造形要素として取り込みながら、その「場」でしか成立し得ないサイトスペシフィック(特定の場所)な表現となっています。アートプロジェクトでは、地域の「人」と「場」との関係性を掘り起こすために現地に長期滞在しながら、その土地の環境や生活空間、歴史や風土をリサーチし、地域住民との対話を繰り返しながら、時には協働で作品を制作していきます。多次元な表現手段と多様な人々とのコラボレーションによって、アートが直に社会と深く関わっていく道程を具現化する表現をめざしています。
金沢や奥能登における活動を通して、アートが社会の諸要素を媒介していく機能によって地域社会の潜在力を喚起することを実証し、その過程で生み出された数々の事象が先行事例として、日本国内の過疎化が進み疲弊している地域社会の喫緊の課題解決に応用され、アートによる地方創生に貢献できることを希求しています。
それは、日本国が形成された創成期の中心地であった「場」から紡ぎ出された縄文時代の記憶から始まる多文化共生の壮大な海流の「物語」を土台にして、21世紀のアートのパラダイムを予見させる天空から俯瞰した地球レベルの新たな「物語」が創出されることにつながっていきます。
これまでの20世紀のアートが、個人の表現、国家権威の証明、民族存続の抗争の代弁者として機能し、欧米が世界を席巻するグローバリズム化にも加担していて、経済優先主義であるメインストリーム(主流派)と呼ばれる潮流は現在も継続しています。一方で、そのアンチテーゼとして、これからはアジアも世界経済や文化・芸術の中心的役割を担っていく時代背景の中で、アーティストや地域社会の人々が主体となって協働で創造していく21世紀のアートのパラダイム(時代を通底する根本概念)へと移行しつつあります。
その大きな潮流に連動していく「インターコネクテッドアート」は、石川県内を南北に往還する「アートの基軸」を構築し、ローカルからのボトムアップな21世紀のアートネットワークを形成して、その先に広がる環日本海のアジア、そして世界へとつながっていくことをめざしています。
BIOGRAPHY
アートプロジェクト
- 2018
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金沢アートファクトリー事業 “問曜日プロジェクト” “輪島市 輪島カブーレ外壁レリーフ制作”
“金沢市 岡部病院エントランス壁面レリーフ制作” 問屋まちスタジオ(金沢)
[金沢市コミュニティビジネス スタートアップ事業助成(上記3事業共)] - 2017
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問×美2016 対話 問屋まちスタジオ(金沢)
[平成28年度 問屋まち活性化活動支援事業助成]
[平成28年度 いしかわ県民文化振興基金助成]
奥能登国際芸術祭2017 金沢美術工芸大学アートプロジェクトチーム[スズプロ](珠洲/石川)
[平成29年度 公益社団法人 大学コンソーシアム 石川地域課題研究ゼミナール支援事業助成]
[平成29年度 公益財団法人 三谷研究開発支援財団助成]
問×美2017 問屋まちスタジオ(金沢)
[平成29年度 問屋まち活性化活動支援事業助成]
[平成29年度 いしかわ県民文化振興基金助成]
金沢アートファクトリー事業 “問曜日プロジェクト” 問屋まちスタジオ(金沢)
[金沢市コミュニティビジネス スタートアップ事業助成] - 2016
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奥能登国際芸術祭準備事業(珠洲/石川)
[平成28年度 公益財団法人三谷研究開発支援財団助成]
[平成28年度 公益社団法人大学コンソーシアム石川 地域課題研究ゼミナール支援事業助成] - 2015
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問×美2015 -JOINT- 問屋まちスタジオ(金沢)
[平成27年度 問屋まち活性化活動支援事業助成]
[平成27年度 いしかわ県民文化振興基金助成]
[平成27年度 金沢美術工芸大学特別研究] - 2014
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問×美2014 問屋まちスタジオ(金沢)
[平成26年度 問屋町活性化活動支援事業助成]
[平成26年度 金沢美術工芸大学特別研究]
能登地域における空間アートプロジェクト研究成果報告展 古民家もより(珠洲/石川)
[平成25年度 石川県大学・地域連携研究プロジェクト支援事業助成] - 2013
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金沢問屋アートフェア2013 問屋まちスタジオ(金沢)
[平成25年度 問屋町活性化活動支援事業助成]
[平成25年度 金沢美術工芸大学特別研究]
能登地域における空間アートプロジェクト(珠洲/石川)
[平成25年度 石川県大学・地域連携研究プロジェクト支援事業助成] - 2012
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オルタナティブ アート ネットワーク2012 “オープンスタジオ石引” 石引町商店街(金沢)
問×美 ~企業とアートの交差点~ 問屋まちスタジオ(金沢)
[平成24年度 石川県民間非営利団体活動支援事業「地域連携促進事業」助成]
能登地域における空間アートプロジェクト(珠洲/石川)
[平成24年度 石川県大学・地域連携研究プロジェクト支援事業助成] - 2011
- オルタナティブ アート ネットワーク2011 “マチヤイロ~新しく染まる町家~” 旧松本染物店 & 金沢アートグミギャラリー(金沢)
- 2010
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金沢アートプロジェクト “オフィス アートⅦ” 武蔵ヶ辻〜香林坊間のショーウインドー(金沢)
オルタナティブ アート ネットワーク2010 “オデカケオテラ、オサンポホウサイ” 真福院 & 金沢アートグミギャラリー(金沢)
[平成22年度 公益財団法人三谷研究開発支援財団助成] - 2009
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金沢美術工芸大学真鍋研究室 “各々小街展” ひろた美術ホワイトギャラリー(金沢)
金沢美術工芸大学 芸術学・油画専攻有志合同展 “ヒッコシアトリエ” 金沢アートグミギャラリー(金沢)
金沢アートプロジェクト “オフィス アートⅥ” 武蔵ヶ辻〜香林坊間のショーウインドー(金沢)
まちなかアートマネージメント事業 “石引プロジェクトArtistone” 石引町商店街(金沢)
かなざわファッションストリート事業 “美大ショップKACOA” 広坂商店街(金沢) - 2008
-
かなざわファッションストリート事業 “美大ショップKACOA” 広坂商店街(金沢)
金沢アートプロジェクト “オフィス アートⅤ” 武蔵ヶ辻〜香林坊間のショーウインドー(金沢)
まちなかアートマネージメント事業 “石引プロジェクトArtistone” 石引町商店街(金沢) - 2007
-
かなざわファッションストリート事業 “美大ショップKACOA” 広坂商店街(金沢)
金沢アートプロジェクト “オフィス アートⅣ” 武蔵ヶ辻〜香林坊間のショーウインドー(金沢)
まちなかアートマネージメント事業 “石引プロジェクトArtistone” 石引町商店街(金沢) - 2006
-
金沢アートプロジェクト “オフィス アートⅢ” 武蔵ヶ辻〜香林坊間のショーウインドー(金沢)
まちなかアートマネージメント事業 “空間と作品”(金沢) - 2005
-
金沢アートプロジェクト vol.2 “秋のオフィス アート” 武蔵ヶ辻〜香林坊間のショーウインドー(金沢)
[グッドデザイン賞受賞 環境デザイン部門]
まちなかアートマネージメント事業 “尾山町”(金沢) - 2004
-
横安江町商店街アートプロジェクトvol.5 “オープン スタジオ”(金沢)
[平成16年度 金沢美術工芸大学 都市の芸術文化創造事業]
金沢アートプロジェクトvol.1 “冬のオフィス アート” 武蔵ヶ辻〜香林坊間のショーウインドー(金沢)
[社団法人日本ディスプレイデザイン協会 協会特別賞 地域賞受賞] - 2003
-
横安江町商店街アートプロジェクトvol.2 “サイン計画”(金沢)
横安江町商店街アートプロジェクトvol.3 “光の回帰廊Ⅱ”(金沢)
横安江町商店街アートプロジェクトvol.4 “ショーウインドー ワークショップ”(金沢)
[平成15年度 金沢美術工芸大学 都市の芸術文化創造事業(上記3事業共)] - 2002
- 横安江町商店街アートプロジェクトvol.1 “光の回帰廊”(金沢)
[平成14年度 金沢美術工芸大学 都市の芸術文化創造事業]
グループ展、アートフェア、企画展
- 2004
- Beautiful Artist展 横安江町商店街(金沢)
- 2003
- 金沢美術工芸大学 教員作品展 “テクスチュアその意味” 金沢美術工芸大学(金沢)
- 2002
- 金沢美術工芸大学 教員作品展 “壁面その表現” 石川県立美術館(金沢)
金沢美術工芸大学 教員作品展“空間と人間”金沢市民芸術村PIT5アート工房(金沢) - 1999
-
金沢美術工芸大学 教員作品展 石川県立美術館(金沢)
トイレアート展(金沢) - 1998
- 25人のインスタレーション展(金沢)
- 1995
- “ギャラリーコレクション1” なるせ村田画廊(東京)
- 1994
-
“日本の現代美術” 三越シティコミュニティギャラリー(松山)
“ギャラリーコレクション3” なるせ村田画廊(東京) - 1993
-
“アルテドマーニ”(スポレート/イタリア)[スポレート市主催]
“プレゼンツェ”(ペルージア/イタリア)[ペルージア県主催]
“アートステージ5” 熊本県立美術館分館(熊本) - 1989
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“イーゾラ イーゾレ” カーポ ドルランド(シチリア/イタリア)
“ジャポーネ アルテ エ ヴィータ”(トリノ/イタリア) - 1988
-
“海と海” カステル デル オーボ美術館(ナポリ/イタリア)
“8ドローイング” 児玉画廊(大阪) - 1987
-
グループアートワーク(カッセル/ドイツ)[在ケルン日本文化会館後援]
“アミコー カサック バラキ マス、1887~1987”(ブタペスト/ハンガリー)[ハンガリー、ダダ100年祭] - 1986
-
ギャラリーニケ(ミラノ/イタリア)
インターナショナル アートフェア(ボローニャ/イタリア) - 1985
-
“インコントリ イン イタリア” 大阪府立現代美術センター(大阪)
“ポッジボンシ アルテ”(ポッジボンシ/イタリア)[ポッジボンシ市主催]
“メール トライディメンショナル アート” カフェ ヴォルテール(フィレンツェ/イタリア)
“ブロッコ ペル アルティスティ”(フィレンツェ/イタリア)[エーコ ダルテ モデルナ誌主催]
ギャラリーニケ(ミラノ/イタリア) - 1984
- インターナショナル アート エキスポ(ブレーシア/イタリア)
個展
- 1999
- “境界域 コラボレーションによる展開” 金沢市民芸術村PIT5アート工房(金沢)
- 1996
-
ギャラリー日鉱(東京)
ギャルリーたからし(東京) - 1995
-
なるせ村田画廊(東京)
ギャラリーXepia(東京)
ギャルリーたからし(東京)
彩林堂画廊(東京) - 1993
-
なるせ村田画廊(東京)
阿倍興業ショールーム(東京) - 1991
- モリスギャラリー、なるせ村田画廊、エスパースたからし(東京)以上3画廊にて同時開催
- 1989
-
アトリエ西宮(西宮)
モリスギャラリー(東京)
グループSOU展
- 1988
-
ギャラリー16(京都)[イタリア大使館、イタリア文化会館後援]
秋山画廊(東京)[イタリア大使館、イタリア総領事館後援]
ギャラリーF22 (ブレーシア/イタリア)
ギャラリーフマガッリ(ベルガモ/イタリア) - 1987
- 児玉画廊(大阪)[イタリア大使館、イタリア総領事館後援]
- 1986
-
ギャラリーダダ(タヴァルネッレ ヴァル ディ ペーザ、フィレンツェ/イタリア)[タヴァルネッレ市主催]
ギャラリー白(大阪)
ギャラリーニケ(ミラノ/イタリア)[在ローマ日本文化会館後援]
ギャラリーフマガッリ(ベルガモ/イタリア)
アートスペース西宮(西宮)[グループSOUとガヴェッリーニとのジョイント展]
ギャラリーレ・ボア(大阪) - 1985
-
チェントロ クルトゥラーレ インコントロ(フィレンツェ/イタリア)[フィレンツェ市後援]
ギャラリーサンビアージョ(マテーラ/イタリア)
インターナショナル アートエキスポ(バーリ/イタリア)
インターナショナル アートフェア(ボローニャ/イタリア)
村松画廊(東京)
ギャラリーセレアルテ1(パドヴァ/イタリア)